今年のピティナ・ピアノコンペティション、
灼熱の中終わりました(…今は秋💧)
今年は A2級(就学前)、A1級(小2まで)の部門で
3人のニューフェイスさん達が予選を通過、
本選に行きました。
例年どおり、皆んなにドラマがあり、
泣いたり笑ったり…
年々レベルが上がるピティナのコンペ、
選曲の段階から、すでに気が抜けなくなってきています。
コンペでは、いつもより深い
「音楽作り」「指作り」をします。
なんの目的もなく、ただつっこまれても、
出口はなかなか見つかりませんが、
コンペは否応なく期限つき…(笑)
「ここまでつっこんだのは、
こういう事だったのか」 …と、
同じ年令の子どもたちと
同じステージに立ち、
同じ曲を弾いた時、
ようやくその意味が分かります。
その瞬間、どんな子どもにも 「気づき」がおとずれます。
ここからが本当の成長のはじまり。
だから私はあまり、 短期的な目で
この「コンペ」というものにたち向かうのは
危険だなと、いつも思っています。
気づきからの
「じょうずになりたい!」と子ども自身が思ったとき、
それこそがこの挑戦の意味だと思っています。
そして、ただ音符を並べるだけでなく、
あれこれ想像をふくらませ、
一つの音楽を作りあげていく「楽しさ」を感じてくれれば
それで良いのかなと、思います。
コンペ初挑戦の生徒さんとママ、
結果発表でのひとコマ…
ママ
「◯◯ちゃん! 名前があるよ!
やったね、本選に行けるよ!」
生徒さん
「ほんと⁉︎ やった‼︎
いつ行くの? おんせん!」
……ざんねん! 温泉前にあと2曲弾くんだよ…💧
そして全て終え、
私も夏休み。
一泊だけ訪れた松本で見つけた
巨匠の足あと
またお元気でのステージを
お待ちしております