みんなで挑戦しているピティナピアノステップ。
今年はコロナの影響で、
ZOOMによるステップも併用されていて、
生徒さんが教室から接続、参加することになりました。
ZOOMもここでずいぶん音質を上げられる設定になりましたし、
相手は本部のPCだろうからスペック的には問題はないでしょう。
「じゃ、動画作成用に買った
ZOOM ハンディレコーダーH6をマイクとして使ってみよう」と
前日、旦那さんを相手に通信テスト。
PCからZOOMでiPadに繋ぎ、
ピアノ未経験の旦那さんにあてずっぽうで弾いてもらい、
音割れチェック。
うむ、大丈夫…と思った矢先、
発見をドレミファソラシドとたどっていく手元を見ていると違和感が…
Hdurに聞こえる‼
半音ズレてます。
こんなことってあるの⁉
(発音タイミングがずれているのでなく、
「シド♯レ♯ミファ♯ソ♯ラ♯シ」と聞こえるのです)
デジタルは繋いでみないと分からないですね。
…どなたか同じ現象の方、いらっしゃいませんか?
もちろんこれではステップに使えませんので、
もう一本のコンデンサーマイクを繋ぎ事なきを得ました。
そして翌日。ステップは無事成功。
せっかくなのでオンライン発表会第二弾の録画会も
一緒にしちゃいました。
この録画会、思いがけず本当に良いのです。
弾けるのはテイク3までの約束。
これが一回きりのステージとは違いますが…
いつものピアノだからと思って弾き始め、
意外や意外、緊張で力が出し切れない「テイク1」
↓
リベンジからググっと集中力のスイッチが入る「テイク2」
↓
「押さえ」のテイク2に安心したのか、
何かに挑戦し始める、攻めの「テイク3」
私はただ横で聞きながら、
一言二言、きっかけになる言葉をかけるのみ。
どんどんスイッチが入っていく生徒さんの横顔を見ながら、
お客さんとして親御さんたちと楽しんでいました。
最初の演奏では力は出し切れない。
気持ちの持っていき方で、こんなに結果が違ってくる。
こんな濃い時間を、思いっきり体感してもらっています。
あるお母様との会話。
「ピアノをやっていて、本当に集中力がついたように思います。
ステージの上で自分の全てをさらけ出し、
責任を負うのもすべて自分。
それから期限までに仕上げる力。
漫然と過ごしていたなら、身につかなかったかもしれません」
本当にそう思います。