2023年のコンペ

記していなかった今年の夏のピティナコンペについて、

記しておこうと思います。

なぜこんな時期の更新になったかと言うと、理由は2つ。

 

一つの理由は

 

コンペ直後は、やはり色んな意味でアクセス数が伸びます。

という事は、いろんな思惑があるアクセスも増えるということ。

 

コンクール参加というのは、いろんな事情も絡みますし、

結果だけを追い求めているわけじゃない。

隠してはいますが、個人情報も詮索されないとも限らない。

 

もう一つの理由は

 

私のSNS疲れでしょうか(笑)

特にピアノ教室界隈にまつわるSNSというものへの、

ちょっとした疑問と疲弊。

この辺は、またそのうちに。

(書くのかな?)

 

 

ともあれ今年のチャレンジャー達も、がんばりました。

こんなに暑い夏もなかったけれど、

生徒さんたちの頑張りも、とても熱い夏でした。

 

今年は出来る限り会場に足を運んでみました。

生徒さんの教室とホールでの、音色の差。

メンタル面。

その日の評価の基準。

 

などなど、実際足を運ばないと見えてこないものは多々あります。

本番ギリギリにかける言葉も、

生徒さんの性格によってまったく違うものになりますし。

(かけない方が良い場合もあります)

 

評価基準。

この手の話題を書くと、とても難しいのですが

 

YouTubeなどの影響もあるのか、

受験対策のようにマニュアル化してきた解釈。

音の「表面的」なだけの粒ぞろえと、

成長期にみられる身体の差を考慮しない音量への評価。

タッチの多様性。

それから拍感はもちろん大切ですが、それと同じくらい

メロディーのフレージングの解釈もしていくべきなのでは…。

 

などなど、考えさせられることがありました。

 

もちろん、押さえるべき指導点は多々あると思いますが、

大切なのはこの時期に、

「いかに子どもさん自身の心が動き、表現するか」

 

これが本質なのではないかと思います。

そこを見落としてはならないなぁと思う、この夏でした。

 

さて今年、予選通過し

本選へとコマを進めたチャレンジャーたちの笑顔です。


 

 

それからこれは番外ですが、

昨今の社会の人手不足の問題で、

お母様方のフルタイム勤務が激増しています。

(本当にお母様たちは大変ですよね)

 

その中でのコンクール参加、というのは、

今後、どういう方向性になっていくのか…。

 

そんなことも漠然と考えていた今年の夏です。