記していなかった今年の夏のピティナコンペについて、
記しておこうと思います。
なぜこんな時期の更新になったかと言うと、理由は2つ。
一つの理由は…
コンペ直後は、やはり色んな意味でアクセス数が伸びます。
…という事は、いろんな思惑があるアクセスも増えるということ。
コンクール参加というのは、いろんな事情も絡みますし、
結果だけを追い求めているわけじゃない。
隠してはいますが、個人情報も詮索されないとも限らない。
もう一つの理由は…
私のSNS疲れでしょうか(笑)
特にピアノ教室界隈にまつわるSNSというものへの、
ちょっとした疑問と疲弊。
この辺は、またそのうちに。
(書くのかな…?)
ともあれ今年のチャレンジャー達も、がんばりました。
こんなに暑い夏もなかったけれど、
生徒さんたちの頑張りも、とても熱い夏でした。
今年は出来る限り会場に足を運んでみました。
生徒さんの教室とホールでの、音色の差。
メンタル面。
その日の評価の基準。
…などなど、実際足を運ばないと見えてこないものは多々あります。
本番ギリギリにかける言葉も、
生徒さんの性格によってまったく違うものになりますし。
(かけない方が良い場合もあります)
評価基準。
この手の話題を書くと、とても難しいのですが…
YouTubeなどの影響もあるのか、
受験対策のようにマニュアル化してきた解釈。
音の「表面的」なだけの粒ぞろえと、
成長期にみられる身体の差を考慮しない音量への評価。
タッチの多様性。
それから拍感はもちろん大切ですが、それと同じくらい
メロディーのフレージングの解釈もしていくべきなのでは…。
…などなど、考えさせられることがありました。
もちろん、押さえるべき指導点は多々あると思いますが、
大切なのはこの時期に、
「いかに子どもさん自身の心が動き、表現するか」
これが本質なのではないかと思います。
そこを見落としてはならないなぁと思う、この夏でした。
さて今年、予選通過し
本選へとコマを進めたチャレンジャーたちの笑顔です。
それからこれは番外ですが、
昨今の社会の人手不足の問題で、
お母様方のフルタイム勤務が激増しています。
(本当にお母様たちは大変ですよね)
その中でのコンクール参加、というのは、
今後、どういう方向性になっていくのか…。
そんなことも漠然と考えていた今年の夏です。