昨年暮れ、ブルグミュラーコンクールで3名が予選通過との事で、
ブルグミュラー・レッスン賞というものをいただきました。
とても光栄な事だと思っています。
ただ、たまたま
24年がそういう年回りだったのかな…とも思っています。
長くコンクールにトライしていて感じる事は、
コンクールというものはその生徒さんにとって
ベストな時期に、ベストな形で、
用意されるべきものだという事です。
ご本人の意欲、年令のタイミング、
メンタルの状態、
それから環境、ご家族の協力。
それらの歯車がうまくかみあった時の挑戦こそ、
結果はどうあろうと、
大きな実りをもたらすものだと感じます。
ですので、今後また何人がトライし、通過するかは
全くもって分かりません(笑)
ということで昨年、たまたま私にまで賞がいただけた事は、
嬉しくはありますが、「オマケ」的に受けとめさせていただこうかなと…
ただ、今の時代、一つのことを深く掘りさげる…よりは
広い経験値の方が優先されはじめているにもかかわらず、
生徒さんとともに
とても深い「音作りの時間」を過ごせた事は、
私にとって幸せの極みです。
ありがとうございました